Top 1000/1300 M/T 1300 A/T 1997~A/T Race Fitting

 

■1997年以降SPI車両 A/T■  

XDI/ダイレクトイグニションキットフィッティング

1997年以降のXDI/ダイレクトイグニションキット・A/T車両専用フィッティングパーツが完成しました。
1997年以降のM/T車には新車当時から装着しておりましたがA/T車だけ未装着でした。
実車テスト走行では期待以上のポテンシャルを秘めた仕様に仕上がったA/Tミニ君となりました。

【装着の流れ】
@ まずはクランクプーリーの取外し作業。
プーリーの取外しでは以前よりラジエターを外さないで作業を完了することができますので別サイトで手順を説明します。

A 初めにピックアップセンサーをボルトオン用ブラケットのチョイス。
当初より製作していたブラケットキットに納得いかずに新規製作しました。
以前のタイプより部品点数が少なく取付&セットアップ共にシンプルな物が出来上がりました。
A/T車はスペースの問題が多々ありとにかく大変で試作品を何度も作り直し装着時の諸問題をクリアにしたタイプですのイージーにフィッティングすることができます。

B ブラケットが完成するとピックアップセンサーの位置も決まるのでトリガーホイール・任意のポジション位置に併せたアジャスター加工を施します。
同時にクランクプーリーにもトリガーホイールを装着する加工作業を施します。
これでこの辺の加工は完了です。

C 次にNO:1もしくはNO:4シリンダーの上死点を出します。(ダイヤルゲージを用います)

D 上死点位置をずらさずない様にしながらTDCマーキングブラケットを所定の位置に固定します。
このTDCマーキングブラケットをフィッティングしないと各エンジン回転域のアドバンス数値を把握できずまた1度、2度と細かなセットアップができないので必ず必要なパーツです。(このパーツは今回より追加しました。)
先にクランクプーリーのTDC状態でTDCマーキングブラケットの先端位置を確認しプーリーに先端の細いタガネ等でTDCマーキング(タガネ等で溝を作る)をします。
同時にピックアップセンサーとトリガーホイールの任意の位置で固定します。
この際、センサーのエアーギャップ調整を同時に行うこと。

E 次はDFUコイルユニットの取付けです。
写真でも解ると思いますがこのブラケットが有ると苦労しないでDFUコイルユニットをポン付けできます。
ブラケットの1号タイプは失敗作でした。
ボンネットを閉める際にフックがプラグコードに当たることと、NO:3のプラグにコードをフィットさせるとブラケットに干渉しストレートタイプのサプレッサーが入らない、ということでした。
2作目のブラケットはエンジンに向かって右側オフセットしラバーマウントの高さも変更したタイプに改良。
追加工でNO:3プラグコードサプレッサーの逃げを追加。
クーラーホーース(パイプ)の逃げ加工、オイルプレッシャースイッチの逃げ加工、取付け位置X/Y軸をアジャスト可能な固定部穴の長穴加工、とかなり面倒な仕様のブラケットになってしまいました。
今回、試作パーツはすべて当社の内製で作りましたがキットパーツとしてデリバリーするのはすべてレーザーカット加工で製作した物となります。
ここまで凝ったパーツは必要ないだろう。 と思われがちですが狭いエンジンルームにポン付けできるブラケットのワンオフ製作は単品では価格的、機能的にもほぼ無理だと思います。

F XDI/ユニットの取付は従来通り、ダッシュボックス内に格納しました。
専用ブラケットはまだラインナップしておりませんが後日、ラインナップ(ダッシュボックス取付け用)する予定。

G 順番が少しずれましたが専用プラグコードをULTRA(永井電子)にオーダーします。
DFU/コイル端子からプラグまでの各長さを設定し抵抗値も指定。
1997年以降のエンジンにはストレートのプラグサプレッサーがカッコイイと思いますので推奨します。

H 最後の作業です。
1997年以降車両のタコメーターですがXDI/ユニットからの取り出しハーネスを接続すると倍のメーター表示をなりますので1996年までのタコメーターユニットと交換することにより解消します。(写真参照)

■□■取付け作業は終了です■□■
※配線関係作業説明は省略しておりますので取説に従って行ってください。

【 アドバンス設定(点火タイミング)】
アドバンスのセットアップにはエンジン回転数/デジタル表示、アドバンス数値/デジタル表示機能のタイミングライトが必要です。
もちろん、ショップさんは1997年以降はすべて同時点火方式のエンジンですから既にお持ちだと思いますがお持ちでないユーザーさんには短期間ですが無料で貸し出ししております。

配線ミス及び各取付け方法が間違っていない限り、すぐエンジンが始動するはずです。
1回目のスタートでエンジン始動しない場合はどこかの箇所に問題が有るはずですから点検してください。
通常はセル・1回目でエンジンスタートします。

 


今回セットアップでトライしたのはA/Tの場合、スタート時のエンジン回転がM/Tとは違った車速のためM/T車より低速回転域の点火タイミング(アドバンス数値)を有る程度上げた状態でセットアップしました。
実走行での結果は上り坂でのエンジンストレスを発生させる状態で4000rpm前後が少しだけノッキング発生。
幾度か同様な負荷走行で落ち着いたのが中速域のアドバンス数値を2°ほど下げ高回転域をプラス1〜2°程UPした状態がベストセッテイングのようです。
この状態は1996年までのA/T車とほぼ変わりない状態でした。
ノーマル点火システムでは点火機能が完全ではなくXDI/点火ユニットシステムに変更後、理想的な燃焼するため、テスト走行前にプラグ番数を1番UPしています。

当、点火システムはノーマル燃調に合わせ尚且つエンジン性能に沿ったセットアップができます。
その為、エンジン性能が向上し(トルク+パワーアップ)ノーマル時よりアクセルワークを抑えることができ結果、燃費も向上します。
走行方法がハードなアクセルワークでは速く走ることができますがアクセルワークの比率で燃費アップとはなりません。
また、燃料増量等の追加機器などが装着されている場合、プラグが黒っぽくなるはずですが当点火ユニットシステムを装着後、100%改善され100%パワー&トルク出力を体感できます。

 

【 お断り 】 □
ノーマルエンジンの点火タイミング数値及びセットアップ時の点火タイミング数値を敢えて掲載していません。
XDI/ダイレクトイグニションキットをお求めになった場合は当社より数値を提示させていただいております。

 

※重要事項※

当社、各測定値によるとミニの場合燃圧で点火タイミングに異常なほど影響を及ぼす状態になっています。

インジェクション車両に当社同時点火キットを装着されている方は対策方法の詳細をお知らせいたしますのでお早めにお申し出ください。

また、当社同時点火キットを装着されていない方も対策は可能ですのでお問い合わせください。

 

参考サイト 

 

■1997年以降A/T・インジェクション車両への初装着■

キャブ車A/T&M/T・SPI/インジェクションM/Tなどに多くの車両に装着してきました。

順を追って各取付け部のご説明をしながら掲載いたします。

 

■汎用4気筒用/XDI kit フィッティング ■


1997年以降はノーマルで同時点火方式ですが純正パーツのポテンシャルがかなり性能が劣ったパーツで構成されエンジン性能を生かし切れていません。
ミニ業界の現状では様々な各社がパワーアップパーツやトルクアップパーツがラインナップされていますがトラブルが無く必ず期待を裏切らないという製品は当社で取り扱っている同時点火 『XDI』 製品です。
既に30年の取付け実績と多くのレース車両装着でのポテンシャル等々、ショップさん、ユーザーさん共に高い評価を得ている同時点火製品です。
もちろん、当社においては多くのオリジナルインジェクション車両への装着実績もあり様々な状況を把握できております。
純正のオリジナルを生かしつつ尚且つポテンシャルアップをテーマで開発してきました。
1997年以降のA/T車両には装着したことが有りませんでしたがやっと専用キットとして皆様にご提供することが可能になりました。

 

 

 

 

 

 

□ノーマルパーツ取り外し□

 

1997年以降のインジェクション車両は同時点火用のコイルがついていますがステーごと取り外します。

 

ノーマル・クランク角センサーはカップラー部で外します。

 

 

 

 

 

 

■トリガーホイール加工&TDCマーカー■

■クランクトリガーホイール取付け&加工・・・ ■

■まずはクランクプーリーに信号をピックアップするノコギリのようなトリガーホイールというパーツを装着します。
同時点火キットはクランクピックアップ方式です。
点火装置を作動するにはクランク専用のトリガーホイール(ノコギリ状のパーツ)を所定の位置に装着しなければなりません。

今回は当社の削り出しプーリーを使用せず純正プーリーを加工しなるべく安価に仕上げるようにしました。
ご予算の許せる方は削り出しの専用クランクプーリーをオススメします。

1997年以降車は平ベルトタイプのクランクプーリーなので今回はオプションの削り出しプーリーを使わずノーマルプーリーにトリガーホイールの装着加工をしました。

 

ついでにTDCマーカーと以前1996年までのA/T車で苦労したピックアップセンサーホルダーを新規に製作しました。

ボルトオンタイプに仕上げました。

■TDCマーカー & A/T用ピックアップセンサーキット ■

確実なセットアップがイージーになりました。

      

 

 

 

 

■DFUコイルユニットブラケットの製作・・・■

■初回はアルミ削り出し・・・■
やはりA/T車にのエンジンルームにはスペースがありません・・・

1997年以降のエンジンが変更になっているため1996年までのA/T車用・装着ブラケットが併用できませんでした。

A/Cホースなども変更されているので微妙にクリアランクが違っているのです。

 

気合いを入れアルミ削り出しで作りましたが2分割のブラケットごとのアライメントが若干ずれていたため大幅に図面変更し再製作しやっと完成です。

見た目は何?? と思われるでしょうがDFUコイルユニットを取付けする場合はどうしてもこのような格好になってしまうんです。※ギリです。

 

ラバーマウントでしっかりフローティングし、エンジン熱がダイレクトにコイルユニットに伝わらないよう考慮もしたブラケットです。

 

実に知恵の輪的な寸法で作ったブラケットです。

 

 

 

 

 

■次はコントロールユニットの取付け□

■ダッシュボックスへの装着 ■

 

ダッシュボックスにXDIユニットを装着した画像です。

ボックス下面が手前に傾斜しているので角度を付けたブラケットを製作しアジャストボリュームが正面になるように取り付けます。

 

ユニット裏側のハーネスカップラー差し込み部(ダッシュボックス奥側)をカッターやリューターなどできっちり切り抜きます。

 

ユニット本体をなるべく奥側に位置しないとフタが閉まらないので要注意!!

 

 

 

 

 

■タコメーター修正■

 

1997年以降のタコメーターにXDIユニットからのタコメーター取り出し配線を接続するとメーター数値に異常が出ます。

1996年まではまったく問題ないのですが1997年以降車両はメーター基盤交換をお願いします。

簡単な作業ですが要は、1996年までの基盤だけ外して2本の配線をハンダ付けするだけで完了します。

 

※赤矢印箇所の各メーター基盤2か所配線を外し、交換後、ハンダ付けで完了。

 簡単です。

        

 

 

 

 

 

 

■専用プラグコードの製作 ■

 

DFUコイルの装着後は専用プラグコード長を測定します。
プラグ側、コイル側のタイプを指定します。
コードの詳細が確定後、オーダー。
いつも当社がお世話になっている永井電子さん製のULTRAプラグコードです。
永井電子さんとお付き合いをさせていただいてから30年も経つですねぇ。
ダイナモが一番シリンダー側についているため一番だけサプレッサーをストレートにしました。

四本とも抵抗値は同じです。

また、DFUコイルをこの箇所に装着するのであればプラグコードの長さを既に測定し  「A/T車用」  としておりますのでご入用時はお任せ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

■便利なToolを紹介・・・■

100%正確ではありませんが99%ほどの公差だと思ます。

イージー上死点チェッカー、圧縮圧力で希望シリンダーの上死点を早く探り出すことができる楽なツールです。

上死点を確定する作業は必ずダイヤルゲージを使用し測定してください。

 

■上死点イージーチェッカー■

 

ロッカーカバーを外さずにNO;1もしくはNO;4、圧縮上死点を見つけられます。

 

25〜30年ほど前より使っていますがダイヤルゲージを使わなくても良い作業をする

 

場合にはすごく助かるツールです。

 

このツール、しょぼい感じですが結構します。

 

ですのでエンジンを頻繁にいじっているショップさんには推奨します。

 

当社のツールではありませんので悪しからず。


 

 

 

 

 

 

 

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